ネイルスクールに通い始めると、
「早く可愛いアートができるようになりたい」
「流行のデザインを作れるようになりたい」
そう思う方も多いと思います。
私自身もネイリストを目指していた頃は、素敵なアートができるネイリストに憧れていました。
たくさんのアートができることはネイリストにとって大きな魅力の一つです。
ですが、16年間サロンワークを続け、講師として多くの生徒さんを見てきた今、思うことは
ネイリストが最初に身につけるべき技術はアートではないということ。
今日はその理由についてお話ししたいと思います。
お客様が一番見ているのは「土台」
お客様がネイルを見て可愛いと感じてくださるのは、
”爪の形が綺麗に整っていること”
”フォルムが美しいこと”
”根本まで丁寧に塗られ、甘皮も綺麗に整っていること”
こうした土台が整っているからこそ、綺麗なアートが作れ、お客様の目にもより綺麗に映るのです。
どれだけ素敵なデザインも、根本が開いていたり、フォルムや爪の形が崩れていると、
仕上がりの印象が大きく、大きく変わってしまいます。
逆に、シンプルなワンカラーでも土台が美しいネイルは、お客様から「綺麗ですね」と言っていただけます。
現場で求められるのは華やかなアート技術より「サロン基礎技術」
サロンには様々なお客様が来店されます。
流行のアートや華やかなデザインを希望される方もいれば、シンプルなネイルを希望される方もいます。
どちらを希望されるお客様にも共通して必要なのが
サロン基礎技術。
サロンレベルで甘皮の処理が綺麗にできること
3週経過してもジェルが浮きにくい土台を作れること
次回の付け替えまで耐久性のあるフォルムを綺麗に作れること
時間内に、どんなお客様のお爪に対しても。
こうした技術が身についているネイリストは、どんなデザインにも、対応できるようになります。
反対に、アートだけが得意でも、基礎ができていないとお客様にリピートしていただく、安心して通っていただくことは難しくなります。
サロン実践の基礎はネイリスト人生をずっと支えてくれる
華やかなアートができることよりも、
「どんなお客様の爪でも綺麗に仕上げられる」
その技術があるからこそ、
アートも綺麗に作れる、映える、
お客様から信頼もされ長く通っていただけます。
基礎は地味に感じるかもしれません。
何度も同じ練習を繰り返すこともあります。
ですがその積み重ねが、数年後の技術力や指名数の大きな差になって現れます
当スクールが基礎を大切にしている理由
当スクールでは流行のデザインやアートを学ぶ前に、まず基礎技術を大切にしています。
それは「検定に合格するため」の基準ではありません。
ネイリストになりサロンで自信を持って施術ができること、
お客様から「またお願いしたい」と思っていただけること、
そしてネイリストとして長く活躍できること、
その視点でネイリストとして一生使える基礎技術を学んでいただきます。
アートは基礎があれば上達していきます。
ですが、サロン実践の基礎がないままネイルの技術を学んでも、いつが必ず壁にぶつかります。
遠回りをしないためにも、最初に身につけて欲しいのは基礎技術です。
ネイリストとして長く活躍したい。
お客様に信頼されるネイリストになりたい、
その結果たくさんのお客様に支持されるネイリストになりたい。
そう考えている方にこそ、基礎を大切にする学びを知ってただけたら嬉しいです。